勝負の一色」で遠近感を出す

この絵での杉の木の描き方のポイントは、線画の次に墨汁の墨で明暗を描くのですが、その行程がとても大切で、その後の彩色はサラッと塗るだけでOKです。。
今回の「勝負の一色」は明るい空色です。
空と手前の緑をマスキングして、杉の木と山をこの色でプ゜リントします。


「勝負の一色」を山に塗れば、遠近感が生まれてきました。
風景画では遠近感を表現することが重要な魅力作りとなります。山にはいろいろな色調があるのですが、あえて単純な一色にすることにより、遠近感が強調されます。

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