「勝負の一色」で、油彩画のようにコクのある表現をする。

コクのある絵を描くには、描き込むことが大切です。
この絵の主役はトウモロコシですから、しっかり粒のひとつひとつまで強弱をつけて描きます。
「勝負の一色」はグレイですが、右下に赤味を残すことによって、単調さを救うことになります。

油彩画色のようにコクを感じさせるもうひとつのポイントは、暗い部分・濃い部分を何色もの重ね塗りすることが必要で、「勝負の一色」はその決め手となります。
よく「これだけ細かく描きこむのって、根性ありますね〜」とよく褒められますが、実は細かく描くのはそんなに大変でなく、根性のまるでない私でも楽しく描けますよ。
時間も思ったほどかかりません。この絵ものんびり描いて、3時間ほどで完成しました。

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