「勝負の一色」で、ゴチャゴチャしたものをまとめ上げる

向島は日本でも人口密度の最も高いところで、絵に描くととても雑多にいろいろなものがあり、まともに描いたらものすごくエネルギーが消耗しそうです。
そこで「勝負の一色」で、この絵をシンプルにする手を使います。。
この絵の「勝負の一色」は無機的なグレーにしました。
ポンプと空をマスキングすることにしました。

背景をシンプルにした分、ポンプは徹底的にしつこく描きました。
それによりポンプの重量感と、背景のサラッと描いた街の様子、その2つの比較が面白い存在感の対比となりました。

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