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色のぬり順について



透明水彩は、ぬった色の上に別の色ぬり重ねても、下の色が透ける特色を持つため透明水彩というのです。
そのため、ぬり順に従っっそれぞれの役割の色を、次から次としっかりぬり重ねて完成させるのがコツです。


この段階は、写真をトレースして線画を描き、その上に黒一色の明暗で絵全体を描きました。

ここでの役割は     @形をとらえる
              A明暗で全体を捉える



次の段階は、対象物のもつ本来の色=素地の色)を画面全体にぬります。絵の全体の雰囲気がつかめてきましたね。

ここでの役割は   B対象物の素地の色を塗る





次の段階は、薄い部分や淡い部分に、全体のバランスを絶えず意識しながら濃い目の色をぬり重ねます。
素地の色がぬり終われば影の色へと進めていきます。

ここでの役割は   C全体のバランスを見ながら淡い色から濃い色へとぬり重ねる
            D影を塗る

            サインを入れて・・・完成