レッスン8 豊かな表情は色の塗り重ねで


「トレース画法」は人物の肖像画を描く場合、その能力をフルに発揮します。
肖像画では高いデッサン力が要求されますが、「トレース画法」では必然的に完璧なデッサンを描くことができるからです。初心者の方は、とりあえず家族などの肖像画を描くことをおすすめします。


公園で出会った少女を描くことにします。

まず強い筆圧で、輪郭などを描きます。
髪は実際の髪の流れに沿って、リズミカルに描き進めます。
顔の明暗の境目は極めて弱い線で描きます。
この線は最後まで残る線ではなく、彩色時に影の色を塗るための境目を明示するための線だからです。

 線画が完成しました。


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塗り重ねで色を作る


水彩画や油絵では、複数の色をパレットの上で混色し、それをキャンバスに塗ります。同じ色を表現したい場合、色えんぴつでは原色を画用紙の上に塗り、複数の色を塗り重ねて結果として出したい色を表現します。。

彩色はまず黒色から塗り、絵の全体をモノクロで捉えます。


少女の肌はA〜Dまでの4色で表現しました。
肌の素地の色はA+B  影の色はC+Dで表現しました。つまり肌の影の部分はA+B+C+D の4色となります。


処女の彩色が完成しました。


背景を具体的にせず、連想をかきたてるような表現としました。



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