レッスン3 気持ちを込めれば絵に表れます


絵は描き手の心が素直に表れます。というより絵は、描く対象物を通して自己表現するメディアだからです。そこに絵を描く醍醐味があるのです。
特に線を描くときに、はっきりと描く人の心のありようが線に出ます。
トレースといえども描くときは心をゆったりさせ、自信を持って描くことが大切です。

今回の課題の写真です。
植物の持つみずみずしさを表現したいですね。

@           A            B


特に線画は描く人の心がストレートに表現されます。・
3枚の葉を描きました。同じ写真からトレースしたものです。
   @の絵は自信のない線になりました。絵画初心者にもっとも多いケースです。
   Aの絵は乱暴すぎます。もっと写真に忠実にていねいに描くほうがいいようです。
   Bの絵は、強弱がなく一本調子で描くかれています。心がこもっていない気がします。

・・・ということで心を込めて描くことにします。
まず輪郭をトレースしますが、私は対象物の気持ち(この場合は葉の気持ち)になって描くことにしています。
次に葉脈を描きます。
実際の葉脈は白いのですが、スケッチ画なのであえて黒い線で表現します。
線画が完成しました。
トレースでの線ですが、絵としても魅力的な線でなければなりません。


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反対色を活用する


絵には、色の組み合わせによる魅力づくりがあります。そのひとつが反対色(補色)での組み合わせがあります。
この組み合わせを使えばインパクトの強い表現となります。

この3つが代表的な反対色の組み合わせ例で、それぞれの色が反発しあい、強い表現となります。
その組み合わせ如何により、下品な表現となる場合もあります。
まず暗い部分から塗っていきます。
次に実の赤い部分へと塗り進みます。
もうお分かりだと思いますが、実の赤と葉の緑が反対色です。


まだまだ彩色の途中という考え方もありますが、この絵ではここで完成とします。
反対色の組み合わせでの強さの効果が出たため、ホワイトスペースが多いのですが、物足りなさを感じないと思います。


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