レッスン10 絵を描く前に考えをまとめる


レッスン10からは絵の大きさが倍以上になります。それだけ難しくなるということです。それは初級レベルを卒業し、中級以上のレッスンに取り組むとお考えください。
絵の上達には、描くテクニックの向上も大切ですが、それ以上に大切なのはプランニング力が問われます。レベルが上がるほどしっかり考えられているか否かで出来上がりが大きく違ってきます。
絵は感情を表現するメディアです。これから描く絵にどんな気持ちを表現したいのか?どのような方法をとればそれが表現できうるか?をしっかり考えること。ここからはプランニングも含めてレッスンしていきましょう。

レッスン10の課題は芙蓉の花です。この花も満開のときは華やかですが、この写真ではほとんどは枯れ芙蓉、一輪だけが咲きかけという見所の時期を逸しています。この写真を選んだ理由はそこにあります。絵は下の主旨に沿って描いたものです。あなたもその主旨を充分理解したうえで描いてください。

絵の主旨  やさしく、いとおしむように描きましょう


線画の出来上がりです。


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やさしく、いとおしむように描く


コンセプトを具現化するために、全体を柔らかな色調で、またレッスン7のように縦線で描くことにしました。


しっとりとした絵にしたいため、彩色はポイントとなる部分を中心に描き進みます。
絵の中で唯一の赤系の色で、絵のポイントとなる部分です。
ていねいに描き進めます。


絵が完成しました。右上の空間に淡くかすかに縦線を描いたことで、空間に柔らかな空気が流れているように描きました。
周りを塗り残すことにより、静かに咲く花のイメージが表現できたと思います。


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