ティッシュペーパーは重要な絵の道具です


水彩画は、塗った瞬間は、絵の具と水の混ざった「色のついた水」ですが、時間の経過とともに、蒸発と、紙への浸透で、水がなくなり色が残る、つまり彩色することになるわけですが、塗った早い段階でティッシュペーパーで抑えると、水分が吸い取られ、淡い色となります。
そのため淡い色を出したい場合、ちょっと濃い目の色をたっぷり塗り、ティッシュペーパーを使って調節すると、もっとも効果的に希望の色を出すことができます。

以下の絵の描き方は、ティッシュペーパーを使って描きました。



山神山地のブナの木などの手付かずの原生林を描きました。
いろいろな木が複雑に絡み合ってうっそうとしています。がそれぞれの木々を描くのではなく、森全体の雰囲気を描こうと思います。



最初に透明な水を敷き、その上に緑系の数種類の色を落とすように塗り重ねていきます。
色は自然に広がっていきます。


乾かないうちに、明るい部分をティッシュペーパーで抑えるように吸い取って行きます。


乾いてから切り株の彩色をします。



背景の木々の緑と、手前の朽ちかけた巨樹の根との対比で、山神山地の手付かずの自然な森の魅力が表現できたような気がします。


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