写真を合成して新しい世界を描く-その@


線画の素である写真は、絵を描くための素材に過ぎません。線画をつくる段階で自由に写真を合成して、イメージに合う新しい世界をつくります。
まず手始めとして、もっともシンプルな合成の仕方を紹介します。



南仏・プロヴァンスの石灰岩の山を移動中の車窓から撮ったものです。これをそのまま絵にするには、ちょっと物足らないようです。遠景だけなのも気になります。



びわ湖に旅したときの、鳶の写真をストックしていたので、この写真を合成することにしました。



鳶の写真を位置決めします。その位置で固定する場合、紙を2枚重ねのままトレースすると、紙の厚みが下絵の線に影響を及ぼすため、カッターで2枚を同時に切って1枚だけにしてセロテープで固定します。


絵が完成しました。鳶が飛ぶだけで、絵に雄大な広がりが生まれます。
プロヴァンスの空にびわ湖の鳶が飛んでいるのですが、そのことはマル秘にすることをお勧めします。


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