それなりに絵になるように塗る、最初の一色


初心者の方はSTEP3の彩色が、一番苦手のようです。
彩色の基本は、どの段階でも、それなりに絵になるように塗り進めることがポイントです。
最初の一色で、絵の全体像を掴む必要があるからです。

ルーブル博物館の「ミロのビーナス」を鑑賞している風景を描きました。


写真をトレースして下絵が出来ました。この段階で絵全体のプランニングを決めておく必要があります。
この絵の主役はビーナスでもなく、人物でもなく、広い室内全体の柔らかく、落ち着いた雰囲気に
あるようです。


最初の一色は、博物館全体の柔らかな光と影を描くため、オレンジ系統の色にしました。
オレンジ色の濃い部分は、重ね塗りをしたためです。
この段階で「絵の完成」といってもいいくらい、最初の一色で、それなりにの絵になりました。



次に人物のコスチューム等を彩色します。
全部の人物に塗るのではなく、ポイントとなるところだけに塗り、後は大胆に手抜きします。


そして、影の濃淡などに手を加えて絵が完成しました。
初心者の方で彩色が難しいと思う場合は、極力彩色せず、手抜きすることをお奨めします。


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