写真から、線画素のできるまで


「トレース水彩画」ではSTEP2・線画をつくる段階にあたり、写真から下絵ができる行程です。
めんどくさそうですが慣れてしまえばカンタンに出来る行程です。

南房総の初夏の風景を描きました。


あなたの撮った写真から、絵にしたい部分をトリミングします。
この写真の場合は、斜めに写したため、水平になるようにトリミングしました。



画用紙の大きさに拡大コピーします。
拡大率は (画用紙の縦または横の長さ)÷(写真の長さ)=拡大率となります。
デジタルプリンターを使用の場合も同様に拡大します。



元の写真と、拡大したカラーコピーの比較です。



トレース用紙はパイロット・プラスチックカーボンを使用します。
10枚1セットですが、私は1枚で20枚程度の作品に使用しますが、トレース能力は全く衰えません。
それだけでなく筆圧に敏感で、強い線、柔らかい線を自由に描きわけることができます。



画用紙とカラーコピーを重ね、(この写真ではよく見えませんが)上部をマスキングテープでとめます。
途中段階で、何度も線の出来具合を確認しますが、ずれなくするためです。
その間にカーボン紙を挟みます。



赤い色ボールペンで写真の輪郭をなぞります。
筆圧の強さで、線の強弱が生まれます。
透明水彩ではこの線が最後まで残りますから、この段階から絵を描き始めているという意識をもってください。



線画が完成しました。
当然のことながら完璧なデッサンが描けたことになります。
筆圧により線の強弱が描けたと思います。


彩色して絵が完成しました。
初夏の緑の微妙な色合いを意識して描きました。


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