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人間風景画は描いて楽しく、観ても楽しい。 

人の集まりをそのまま絵にするのを、私は人間風景画と呼ぶことにしています。
たくさんの人を描けば、背景や風景を描かなくたって、充分その状況がわかります。
通常の絵の描き方では、人物には高度なデッサン力が必要ですが、トレース水彩画では完璧な線画が描けるため、トレース水彩画ならではの絵かもしれません。

この絵の描き方は、ひとりひとりていねいにトレースするのがポイントです。
決して急いで描かないでください。、
込み入った線画となるため、色はしつこく塗らず、淡彩画を描く要領で、サラッと仕上げるのがコツです。

 
 

朝のラジオ体操の後のスイカ割り大会の風景で、数えると31人いました。
その31人、それぞれ姿勢も違えば服装も違い、スイカ割りに注目している人もいれば、よそ見している人や話し合っている人、犬を連れてきている人もいます。
まさに百人百様、いろんな人がいるのだな~と、人間をテーマに描くことは、絵の原点、実に楽しいのです。


 
   
  朝の海岸には、いつものように犬仲間たちが集まっています。
当然ながら犬たちも顔見知り、ふざけあったり、ケンカの真似事をしたりと、今日もにぎやかなのです


   
   ブライダルはリゾート感覚が流行りだそうで、海に面したウエディングは、今日も華やかです。
   
  渋谷の絵を描いてくれという依頼があり、このような渋谷の絵にしました。
ハチ公だけが渋谷ではないのです。。